
2023.09.21
秋のジャケットは素材とともにカラーも重要です。戸賀さんが選んだ秋色ジャケットは、ボリオリのアイコニックなモデルから。シンプルに着るだけで誰でも簡単にリッチでモダンな都会の男、そう戸賀さんみたいになれるジャケットをご紹介します。
▲ ボリオリ / ウール 4B ジャケット/DOVER
▲ セッテフィーリカシミア / BR別注 クルーネック ニット(カシミア)/Relax fit
▲ ピーティートリノ / ノープリーツ ストレッチ コットンツイル パンツ/SKINNY FIT
そろそろ“秋色”の服が気になる頃ではないでしょうか。戸賀さんも今日はボルドーカラーのジャケットを羽織って、いかにも秋らしい装いです。
「今日のジャケットはボリオリ。若い人には新鮮だけど、大人には馴染みがあるブランド。昨年秋から日本での展開をリスタートしたことで、再注目されているんだ。ダブルのジャケットはドーヴァー。このブランドのアイコニックなモデルだ。このボルドーカラーは他ではあまり見かけないんじゃないかな。円熟味ある先染めの色あいは、大人が着てこそ似合う色だよね。」
ダブルを気軽に羽織れるところは流石の戸賀さん。黒のニットに黒パン、ローファーというコーディネートもなんだかとても新鮮です。ボルドー×ブラックのカラーリング例としても参考になります。
「じつはこのダブル、誰が着てもこんな風にリラックス見えするんだ。6ボタンより気軽な4ボタン、毛芯を使いながらも肩パッドや副資材はほとんど使わないアンコン仕立てだから、ナチュラルに身体に馴染む。全体のシルエットとピークドラペルのゴージ位置が計算されていて、軽く羽織ったときに端正なのにリラックスして見えるのは、さすがはドーヴァーってところかな。」
2008年に初登場以降、世界中で爆発的なブームとなったアンコンジャケット。いまあらためてみてもスタイリッシュでコンフォートな印象です。本格的に動き出した、新時代にこそ似合う一着といえそうです。
▲ ボリオリ / ウール 4B ジャケット/DOVER
ボルドー / ライトベージュ
カラーバリエーションは選びぬかれた2色を展開。あえてネイビー取っていないあたりは、お洒落がわかる大人のためのセレクトといったところでしょうか。素材は目付け315gと軽量なツイード調。織り感ある見た目なのに、まるでカシミア混かと見紛うぐらいの柔らかさと滑らかさがあるところは、今年の生地トレンドを映し出しています。
「ネイビージャケットはもういっぱい持ってる人のためのカラーバリエーション。ライトベージュのモデルも同じツイード調なんだ。白のカシミアニットにブルーデニムを合わせて、ラグジュアリーな腕時計も似合いそう。ボタンにしっかりブランド名が刻印してあるあたり、やっぱり細部まで手を抜かないボリオリらしさがでてるよね。」
▲ ボリオリ / 14ミクロン スーパーソフトウール 2B ジャケット/K-JACKET
▲ セッテフィーリカシミア / BR別注 クルーネック ニット(カシミア)/Relax fit
▲ ピーティートリノデニム / BR別注 ゴールドパーツ&ホワイトパッチ ストレッチ ブラックデニム パンツ(ROCK)
もう一着、気になるボリオリとして戸賀さんが着ていたのが、ボリオリの名を確固たるものにした「Kジャケット」です。カシミアなど高級素材に後染め・洗い加工を施すという斬新な技法で、それまでのクラシックとカジュアルの中間に位置するラグジュアリーカジュアルというカテゴリーを創り出したモデルですね。
「このKジャケットに使われている素材は、ゼニアの14ミクロンスーパーソフトウール。ボリオリがゼニアに依頼したエクスクルーシブ生地なんだそう。メリノウールが25~15ミクロン、カシミア原毛が16~14ミクロンと言われるから、どれだけ高級素材なのかわかると思う。とろみのある滑らかさでふわっと纏えるこのジャケット、毛芯を使っていないカジュアルな仕立てで、デニムに合わせてもこの美しさなんだからカシミアジャケットの出番がなくなりそうで怖いぐらい(笑)」
ちなみにカラーは後染めブラックなので、ほんのりラペルエッジにアタリが出ています。この感じ、ウォッシュドのブラックデニムとめちゃくちゃ相性が良さそう。お手持ちのブラックデニムと合わせるだけで、こんなに簡単に戸賀さんになれるんですね!
戸賀さん曰く「トガの発信(メディア)集積サイト」。
戸賀さんご自身の日常が垣間見れる「トガブロ。」はもちろん、インスタグラムやフェイスブックなどのSNSを含めた
【オウンドメディア】、そして『B.R.CAHNNEL』や『J PRIME』といった【監修メディア】それらの最新記事に、
気軽にタッチできるハブ的な役割を担う。
特徴としては、トークショーやイベントが簡単に確認できる「カウントタイマー」や、このオフィシャルサイトだけの連載なども掲載する。
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