
2018.07.25
▲ジャンネット / ホリゾンタルカラー シャツ
▲ピーティーゼロウーノ / ノープリーツ ストレッチ コットン&リネン ショートパンツ
ご存じの方も多いと思いますが、戸賀さんは常日頃からショートパンツを愛用されています。御本人「行けるところは、いつでもどこでも」と仰るように、仕事に遊びに、ゴルフにも、真冬以外は3シーズン、ショートパンツで過ごすのだそう。もちろんショートパンツNGの場所はチェック済み。「◯◯ホテルはラウンジで注意されちゃった(笑)」「◯◯レストランでは帰りがけに次回はご遠慮くださいって言われちゃった(笑)」「◯◯ゴルフ場は、駐車場についたらスタッフが飛んできちゃった(笑)」といった具合に、じつによくご存じ、というか幾度となくやらかしていらっしゃる様子です。
「ショーツをはくときは、こだわりがあるんです。基本的にTシャツ&短パンには必ずジャケットを羽織ります。より上品にまとめるときはTシャツよりもニットですし、ジャケットを着ないならせめてポロシャツを合わせます。足元は絶対に締めたほうがいいので革靴、基本はローファー系のスリッポンですね。あと乾燥してカサカサの脚は絶対ダメなので、必ず脚にはクリームを塗ること。これはもうレッグクリームでもボディクリームでも、ハンドクリームでもOKです ! 」
今日は出掛けにジョーマローンのボディクリームを塗ってきたそう。なるほど、戸賀さんのおみあしがいつも艶々なのはそういうわけだったんですね。
ところで、いつもベーシックカラーをメインに、あまり冒険されない戸賀さんのスタイルですが、この日は真っ赤なショーツにネイビーのシャツを羽織ってらっしゃいました。赤いショーツなんて、なかなか攻めている風にも見えるのですが……?
「じつは去年あることをきっかけに、カラーショーツに開眼しまして」
戸賀さんの言う「あること」とは? そのあたり伺ってみました。
「去年、パネライ・クラシック・ヨット・チャレンジにご招待いただいてカンヌに行ったんです。そこでパネライから観戦者用のユニフォームとして白いポロシャツが配られたんですが、これに合わせるパンツがないので現地で買いにいくことにしたんです。そのとき同行していた仲の良いスタイリストの櫻井賢之くんが、鮮やかな水色のショーツを勧めてくれんです。ゴルフ場ならともかく、カラーショーツなんて最初はちょっと抵抗したんだけど、海辺のリゾート地だし、まぁいいかと。そしたらこれが、ヤケに似合って気に入ってしまいまして、帰国してからカラーショーツを何本買ったことか(笑)」
白のポロシャツに合わせたのは、ベルナールザンスの水色ショーツ。これまた支給された水色のキャップと、日本から持参したルイヴィトンの白×ブルーのデッキシューズを履いた戸賀さんの様子は、「パンツは昨日買ったZINS。櫻井君に選んでもらったんだ。」のコメントと共に、トガブロでもご覧いただけます。(トガブロ。)以来すっかりカラーショーツにハマっている戸賀さん。今日はPT01の真っ赤なリネン混ショーツを合わせていらっしゃいました。
「ショーツの本格シーズン。このままゴルフにもいけるし、僕は毎日、穿きますよ。シルエットには流行があるので、毎シーズンチェックしたほうがいいですね。いまならさしずめ細身で膝丈といったところでしょうか。ベーシックカラーだけでなく、多彩な色バリが選べるのは男のアイテムのなかではスニーカーとショーツぐらいのものなのでは。多少派手でも許される数少ないアイテムだけに、この夏は特に思い切り楽しみたいと思います」。
戸賀 敬城 さん
1967年、東京生まれ。編集者。ハースト メンズ メディア ブランド アンバサダー。その他、多くのメディアや、ファッション、車、時計、ビューティー用品など、様々な有名ブランドのディレクターやアンバサダーを兼任している。
学生時代からBegin編集部(世界文化社)でアルバイト、大学卒業後にそのまま配属となる。1994年Men’s Ex(世界文化社)の創刊スタッフ、2002年Men’s Ex編集長に。2005年時計Begin(世界文化社)編集長、及びメルセデスマガジン編集長兼任。2006年UOMO(集英社)エディトリアル・ディレクター就任。10代目MEN'S CLUB編集長。エスクァイアBBB日本創刊編集長。レクサスマガジン「ビヨンド」元編集長(ハースト婦人画報社)
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