
2020.01.30
戸賀敬城が愛用するパンツブランドPT01は、今季PT TORINOにリブランドされました。新作チェックに余念のない戸賀敬城が、PT TORINOの第一弾で選んだのは、ピンクのカラーパンツ。世にいうカラーパンツは難しいとされている中、カラーパンツを選んだ理由とは?
▲ ピーティートリノ / ノープリーツ ストレッチ コットン ギャバ パンツ
▲ エンメティ / スウェード パディング スタンドカラー ブルゾン (ANDREA_GOLD)
▲ フェデーリ / クルーネック ニット (8G SUPIMA COTTON)
前回、戸賀さんが愛用している細身のブラックデニムをご紹介しましたが、デニム以外のパンツも細身に進化しつつあるようです。戸賀さんの、今日のパンツも発色のいいピンクのスリム。PT01からブランド名を変更したPT TORINOのノープリーツコットンパンツは、美シルエット&美カラーです。
「今回、選んだのはピンク。モデルはスキニーフィット、大人の脚をきれいにみせてくれるシルエットが気に入って。PTのジェントルマンフィットに通じるものがあるよね。最近は久しぶりに色を着たい気分。普通ならパンツは白か黒でカラーニットをあわせるところだけど、パンツだけ色をもってくるのも全然ありだなって。パンツがピンクでも、普段愛用している白や黒なんかのベーシックカラーのニットとも合わせられることがわかったので、実践しているところです。」
カラーパンツと聞くと難しいイメージを持ちますが、シルエットを細身にすることで今日の戸賀さんのように着こなせます。昨今、ヨーロッパでもモノトーンの着こなしが多くなる中、カラーパンツは新鮮に映りますし、差し色使いはお洒落上手なんてのも定石ですもんね。
「今日のカラーパンツも、デニムの時も話したけど、シルエットは細身であることが大前提。このピンクはストレッチギャバジンに洗いを掛けることで色落ちさせて、パッカリングが出ていたりするので味わいがあるし意外と派手じゃない。こいつは9.5分丈で足首を見せて穿けば、おやじのセクシーを語れてモテそうなんでね。」
愛用のホワイトエンメティ・ゴールドジップに、ピンクのボトムズという組み合わせも、いま「赤」にハマってる戸賀さんならでは。先日、セッテフィーリのカシミヤカーディガンを赤でセレクトして以来、色には、すっかりご執心だそうです。
▲ ピーティートリノ / ノープリーツ ストレッチ コットン ギャバ パンツ (ホワイト/イエロー/クリーム)
▲ ピーティートリノ / ノープリーツ ストレッチ コットン ギャバ パンツ (ネイビー)
戸賀さん愛用のPT TORINOはカラーバリエーションも豊富です。白やネイビー、クリーム(ベージュ)といったベーシックカラーもラインナップされていますが、戸賀さんのピンクのほかイエローの注目カラーもあります。
「ピンクじゃなくてもベーシックカラーのほうが万人ウケするかもね。でもこの美脚シルエットならピンクやイエローも難しくない、思い切ってトライしてほしい。どれも洗い加工がされているので、適度に履き込んだ風合いで、こなれた印象があるから気負わず穿けるから。」
▲ ピーティートリノ / 1プリーツ ストレッチ トロピカル パンツ BRスペシャルリクエスト (ライトグレー/ミディアムグレー/グレー)
▲ ピーティートリノ / 1プリーツ ストレッチ トロピカル パンツ BRスペシャルリクエスト (ブラック/ネイビー/ブラウングレー)
ディレクターのドメニコ・ジャンフラーテ氏によって生み出された、お馴染みのジェントルマンフィットも健在です。ストレッチを混紡したトロピカルウールに、ビジネスにもカジュアルにも穿きやすいベーシックカラーをラインナップ。股上が十分あって腰廻りのホールド感が良く、プリーツ入りで余裕ある腰廻りと、太ももからはスリムで美しいテーパードシルエットも継続されています。
「僕はフロントフォブポケットのフラップを取り外したB.R.別注モデルを愛用しています。もちろん今季も継続しているので、こちらもオススメですよ!」
Producer : 大和一彦 / Photographer : 鈴木泰之 / Writer : 池田保行 (ゼロヨン) / Designer : 中野慎一郎