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トガオシ。Vol.337新富裕層のための最新ラグスポ 「SEASE」

2024.10.17

今秋、日本に本格上陸した「SEASE(シーズ)」をご存知でしょうか?2018年、フランコ・ロロ・ピアーナとジャコモ・ロロ・ピアーナの兄弟が設立したブランドで、お気づきの通り、高級生地&ラグジュアリーメゾンとして知られるロロ・ピアーナの血統を継ぐ話題のブランドです。すでにトガブロ。でもご紹介されていたのでご存じの方も多いと思いますが、B.R.ONLINEでも大注目のこのブランド、ご紹介したいと思います。


カシミアシェルの本格スポーツギア

▲ シーズ /アウター ¥649,000
セッテフィーリカシミア / BR別注 コットン&カシミア ニット¥69,300
ピーティートリノデニム / BR別注 ホワイトデニム パンツ(ROCK) ¥42,900
シーキューピー / スウェード スリッポンタイプ スニーカー ¥55,000

先日のトガブロ。でも告知されていたように、阪急メンズや日本橋髙島屋などで戸賀さんが来店イベントを開催することが決定しているのが、イタリア発のラグジュアリーブランド「SEASE」。トータルブランドとして様々なコレクションを展開しているのですが、中でもスポーツギアをベースにしたラグジュアリーなコレクションが話題です。何しろ、ダウンジャケットにソラーロやカシミアといった高級素材を贅沢に使っているのですから。

「10年ほど前からLVMH傘下に収まっているロロ・ピアーナの創業一族は、今も経営に携わっていると思うけど、一族の中から立ち上がった新たなブランドがSEASE。イタリアの上流階級のライフスタイルを熟知しているからこそ実現できたコレクションは、世界中のVIP、エグゼクティブから注目されてるよ。ヨーロッパ以外ではドバイにお店があるんだけど、今秋、待望の日本展開が本格的にスタートしたんだ。」

貴族階級や経営者、士業といった富裕層に向けたラグジュアリーブランドでありながら、スーツメインのクラシックラインではなく、あくまでカジュアルメインのコレクションです。確かに今の時代、必ずしもスーツで仕事しているとは限らないですからね。

「ドレスコードに厳格なヨーロッパでも、上流の人たちが必ずしもスーツ&ジャケットっていう時代じゃない。カジュアルでスポーティなウェアなんだけど、スポーツブランドじゃなくて、ラグジュアリーブランドを選んでいるっていうのが主流になりつつあるからね。SEASEはそれをしっかり体現しているんだ。」

戸賀さんが着用されているジャケットは、そんなSEASEを代表する人気アウター「BALMA JACKET」。シェルにはピュアカシミアに高性能メンブレンを三層構造にすることで、耐水性・防水性・通気性を確保。スタンドカラーの内側にはアルカンターラが採用されています。しかもフード内には遭難救助システムを搭載していて、本格的なスキーギアとしても着用できるレベル。生地の加工や中綿にペットボトルをリサイクルした「サーモア エコダウン®︎」を採用するなど、地球環境への配慮も含めたサスティナブルな企業姿勢も高く支持されています。

「本気のギアとしても着られるのに、この気軽さとラグスポな佇まい。常々、都会暮らしにダウンジャケットは不要と思っているけど、町着としてのクワイエットラグジュアリーを地でいく薄手のダウンなら大歓迎だし、何よりカシミアとアルカンターラのコンビはラグジュアリーの極み。これは最高にリッチな冬アウターだよね!」

ラグスポセットアップは港区民のユニフォーム

▲ シーズ /フルジップ パーカ ¥209,000
▲ シーズ /ドローストリング パンツ¥143,000
セッテフィーリカシミア / BR別注 コットン&カシミア ニット¥69,300
シーキューピー / スウェード スリッポンタイプ スニーカー ¥55,000

もう一点、ご紹介するのはこちらのパーカー&パンツのセットアップ。セットアップと言ってもテーラード型のジャケット&スラックスではないところがすでに、現代的な感覚を持つSEASEらしさを表しています。

「カジュアルでリッチなセットアップは、もはや港区民の平日服。上質なウールジャージーで着心地、肌あたりとも最高だね。リラックスできるのに、しっかりラグジュアリーな素材使いは言うまでもなくオトナの風格。サイクリングアパレルからインスピレーションを得ているそうだけど、トラックスーツ感覚で機能的なデザインだから、このままゴルフの練習場もジムも行けちゃう。」

しっかり伸縮するウールベースのジャージー素材はキックバックも強いので型崩れしにくいのはもちろん、ジャージーのチープな感じは皆無なので、ラウンジウェアとしても上質な印象が漂います。スポーツウェアらしい気軽さもありつつ、しっかり高級素材を使っていることがわかるので、部屋着っぽさも感じさせません。多くを語らずともリュクスが伝わる、富裕層の方々の間で通じ合えるセットアップですね。

「旅とパーティが日常の人たちが、休日にリラックスするときに着たい服が揃っているのがSEASE。世界が変わってきたように、服も変わっていくことを暗示しているブランドと言えそうだね。今までのクラシックなスーツやジャケットがキライになったわけじゃないけど、こういう服を楽しめることが、今の時代の富裕層にとってはスタンダードなことだからね。まだあまり知られていないラグジュアリーメゾンを、いち早く知ることの優越感も含めて着てほしいかな。」

CREDIT

Producer : 大和一彦 / Photographer : 鈴木泰之 / Writer : 池田保行 (ゼロヨン) / Designer : 中野慎一郎

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