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SEASE Recommend Style / 2024AW Vol.1最上級のラグスポ「SEASE」本格上陸

2024.10.29

「ヨーロッパで話題のラグジュアリーブランド「SEASE(シーズ)」が今シーズン、遂に日本に本格上陸を果たしました。ロロピアーナ家の血統を継ぐフランコとジャコモの2人が2018年に立ち上げた「SEASE」。現代的なラグジュアリースポーツカジュアルのコレクションで、本国イタリアからヨーロッパへ9店舗、富裕層が集うドバイにも出店を果たし、いよいよ日本へ上陸します。


フィールドと都会をつなぐダウンジャケット

シーズ / アウター ¥495,000
セッテフィーリカシミア / BR別注 コットン&カシミア ニット ¥69,300
ピーティートリノ / ストレッチナイロン スソZIP パンツ ¥55,000
ブラン / セルフレーム サングラス ¥27,500
ペリーコサニー/メンズ レースアップスニーカー ¥48,400

この秋、本格的に日本上陸を果たした話題の「SEASE」。高級生地メーカーとして名を馳せるロロピアーナの系譜らしく、素材はカシミアもウールも最高級のものだけを厳選。さらにスポーツウェアとしての機能デザイン、素材加工を施すことで、本格ギアとしての側面も持ち合わせています。さらに地球環境への配慮など、サステナブルな取り組みも積極的な最先端のラグジュアリーを標榜するメゾン。早速、そのコレクションを見ていきましょう。

モダンラグジュアリーを意識させるのは、こちらのダウンジャケットは「NORDEND DOWN JACKET」。そのシェルにはウールとポリエステルが採用されておりどちらもストレッチ。しかも生地裏面には通気性に優れる高性能メンブレンを使用し、耐水、防水性能を備え、左腕にパスケース、全てのポケットに防水テープを施すなど、本格派スキーギアとしての多彩な機能仕様も装備されています。さらには中綿のダウンはリサイクルフェザーを採用することで、サステナブルウェアとしても取り組みがされていました。

オーバーサイズ気味の現代的なシルエットは、そのまま街着としても十分なクオリティ。ストレッチウール生地のダウンジャケットというだけでも、かなり新鮮ですが、高貴と本気が共存するスポーツウェアというカテゴリーは、これまでにないラグジュアリーウェアという印象です。

細部に本格派アウトドアギアの仕様

ドローコードでフードを絞る仕様は、アウトドアギアならでは。悪天候時のゲレンデで威力を発揮する本気のスキーウェアなら必須の仕様です。ストレッチ生地の美しい光沢とのマッチングが実に新鮮です。シャモニーやツェルマットで冬を過ごす、リッチな人たちに支持されているのも頷けます。

アイコニックな“クワイエットラグジュアリー”

・シーズ / アウター ¥649,000
セッテフィーリカシミア / Baby Cashmere クルーネック ニット ¥118,800
ジャブスアルキヴィオ / ウォッシャブル ジャージー コンビ パンツ ¥41,800
ペリーコサニー/メンズ スリッポン ¥46,200

SEASEを代表する名品と言われるのが、この「BALMA JACKET」。シェルはピュアカシミアをラミネート加工した3層構造で、耐水・防風、通気性も備えています。薄手の中綿にはペットボトルの繊維から作られたサーモア エコダウンを採用することで保温性を確保。しっかりサステナブルギアらしい視点も備えられています。

立ち上がりのよいスタンドカラーにフードを備え、内側にはラグジュアリースポーツカーのシートに使われることで知られる人工スウェード「アルカンターラ」を使うことで、襟元が触れるたびにそのリッチな起毛感に触れることができます。ダブルジップで着方のアレンジはタイトにも、羽織るようにもアレンジできるなど着方も自由。そんな気軽なライトウエイトアウターでも、作り込みには細部まで手が掛けられている点が、SEASEならではのラグジュアリーの本質と言えそうです。

街着として着る本格仕様のスノーギア

・シーズ / アウター ¥341,000
セッテフィーリカシミア / Baby Cashmere クルーネック ニット ¥118,800
アンティーチポ / BR別注 SPIMA COTTON Tシャツ ¥24,200
ロイロジャース/ テーパードストレッチデニムパンツ ¥35,200
シーキューピー / スウェード スリッポンタイプ スニーカー ¥55,000
ブラン / セルフレーム サングラス ¥38,500

「INDREN JACKET」は伸縮性のあるウールベースの素材を採用したフーデッドパーカー。もちろん耐水加工等もしっかり備わっています。中綿にサーモア エコダウンを用いている点では、BALMA JACKETに同様ですが、こちらの方がやや着丈も長く、内側にはパウダーガードを備えていたり、スキーパス用のポケットやレンズクリーニングクロスが付属するなど、本格的なスキーウェアとしての使用が可能になっています。

フロントジップや袖のベルクロ部にはリフレクターを採用することで、夜間の視認性を高めるなど、スポーツギアとしての機能性にも考慮。ストレッチシェルのおかげでスキーやスノーボードなどのウィンタースポーツから、街着としてのパフォーマンスにまで配慮したラグジュアリーウェアとなっていました。

リアルクローズとしてのスポーツセットアップ

シーズ / フルジップ パーカー ¥165,000
シーズ / ドローストリング パンツ ¥134,200
アンティーチポ / BR別注 SPIMA COTTON Tシャツ ¥24,200
ペリーコサニー/メンズ レースアップスニーカー ¥48,400

最後にご紹介するのはサイクリングウェアからインスピレーションを得たセットアップ。伸縮性を備えたピンストライプのフランネルジャージーにストレッチナイロンをパネリング。スポーティでラグジュアリーなジャージーセットアップとなっています。

グレーフランネル風なのに伸縮性を備え、ポケットはジップでクローズできるなど機能的。袖や裾を絞るなどスポーツウェアらしいエレメントも備えながら、アクティブウェアとしてはもちろん、ラウンジウェアとしての着こなしもできるハイブリッド。単体での着用も、トップス、パンツ共に可能で、着こなしの幅は無限に広がります。

現代的“ラグスポ”を象徴するフーディー

ナイロンフードはボディと一体化しています。バックスタイルのアクセントになる小ぶりなタイプですが、フードがあるだけでスポーティな気分を高めてくれるだけに、有効に使いたいところ。インナーはニット1枚でこの季節は十分。春先などTシャツに羽織るぐらいでも着こなせるので、3シーズン着られるところもサステナブルたる所以かもしれません。

時代を捉えたクワイエットなラグジュアリーかつサステナブルなスポーティカジュアル。SEASEを選ぶことは、リッチな男たちの間でさりげなく通じ合うコミュニケーションウェアとなる、そんな予感がするブランドです。

CREDIT

Photo : 鈴木泰之 / Styling : 堀内 亮志 / Hair&Make : Linna / Text : 池田保行 (ゼロヨン) / Design : 中野慎一郎 / Model : ACHILLE (CINQ DEUX UN) / Produce :大和一彦

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