
2019.10.24
夏前にご紹介したナノ・ユニバース別注「WH」戸賀モデルは、ホワイトグレインレザーにビブラムのホワイトソールを組み合わせたローファータイプ。あっという間に完売してしまい、買えなかったの声多数。しかし今冬を目前に、ニューモデルが誕生しました。戸賀さんがかねてから手掛けてみたかったカジュアルに履けるダブルモンクシューズです!
▲ ダブルエイチ / 別注ヴィンテージレザー ダブルモンクストラップシューズ
▲ エンメティ / 【予約商品】 スウェード パディング スタンドカラー ブルゾン(ANDREA_GOLD)/Bianco
知的でリッチな大人は常に、シンプルで上質、かつオーセンティックな靴を履くものです。戸賀さんの足元は、まさにその好例。いつもきちんと手入れされた、革靴やスニーカーを履いています。ただし素足履きですが。
「靴下を履くのは、真冬のゴルフ以外に年に2回ぐらい。結婚式は裸足でも、葬式は靴下をはいていくのが礼儀ですからね。」
そんな戸賀さんの今日はホワイトレザーでカジュアルに、足元はダブルモンクです。ちょっと個性的なそのフォルム。聞けば、いまやすっかりお馴染みのWHとのこと。そういえば以前、戸賀さんが別注した白いシボ革アッパーのビブラムのホワイトソールのモデルは、速攻完売したそうですよ。
「ナノ戸賀別注WH第1弾はパティーヌのビットローファーで、第2弾は白シボ革。そして今回第3弾が、このダブルモンクです。ご存知のとおり、かのウィンザー公のビスポーク靴に始まるダブルモンクは英国出自のドレス靴ですが、今日みたいなレザーライダースに合わせてカジュアルにも履けるマルチな靴を別注の柱としました。いつかダブルモンクを、自分の思い通りに別注したいと思っていたので、やっと夢が叶いました!」
戸賀別注のWHは、今回で第3弾。過去2回とも、即完していますので、今回も即完売されるとは思うのですが、戸賀さん自らこだわりどころを説明してくれました。
「ダブルモンクと聞くとドレス靴をイメージしますが、今回はカジュアルに履くダブルモンクを目指しました。特徴は、シュータンを短くしたスリッポンをベースにした事。ダブルモンクのディテールは飾りなので上のベルトを締めたままでも着脱が可能です。ビブラムソールは厚底で、野暮ったく見えることもあるけど、シュータンを短くした事がここでもポイントになる。僕はほとんど素足だからシュータンが短い分、足の露出が増えるのでセクシーになる。バックルのゴールドもエンメティのライダーズに合わせてのこと。この靴と抜群に相性がいいと思いませんか。」
ブラウンレザーはほんのりムラ染めされていて、アンティーク加工がされているのは、なんともラグジュアリーな雰囲気が漂います。
「ブラウンというよりバーガンディに近い仕上がりで、僕の大好きなコードバン風に仕上げました。本物のコードバンも考えたのですが、ビブラムソールとのバランスを考えたら、多少ラフに履けるカーフのほうがいいだろうと。コードバンだと、雨の日には履けないのでね。」
コーディネートを選ばなそうな点もお気に入りだそうで、今日のようなレザーにグレスラのカジュアルスタイルはもちろん、スーツにも合わせられる好シューズ。ほかにデニムや白パンとも相性良さそうです。
「WHは見た目の重厚さと、履き心地も含めて、実際の軽さとのギャップも魅力です。こんなに歩きやすくて、価格も抑えめ。売れているのがわかります。今秋のナノ・ユニバースでは、僕の別注ダブルモンクのほか、バイヤーのティアモ福島別注モデルや、WHの考案者でもある干場義雅氏のナノ・ユニバース別注モデルもあります。どれも奮っているので、ぜひご覧いただければと思います。」
「WH」 nano・universe干場別注
https://www.bronline.jp/mall/nanouniverse/item?detail=52151
「WH」 nano・universe メンズバイヤーのティアモ福島別注
https://www.bronline.jp/mall/nanouniverse/item?detail=52152