
2021.09.22
オーデマ ピゲが、2021年の新作モデル第四弾となる全4モデルを発表。今回はCODE 11.59 バイ オーデマ ピゲとロイヤル オークより新作が登場しましたので、全ラインナップをご紹介致します。
41mmの新モデルCODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ トゥールビヨン オープンワークを発表。グレーのニュアンスに包まれた手仕上げのオープンワーク ムーブメントは、18Kホワイトゴールドとピンクゴールドを組み合わせたバイカラーケースに収められている。二色のゴールドの組み合わせにより、ケースの幾何学的なマルチファセット構造が引き立てられ、エレガントな対比が浮かび上がるのだ。
マルチファセットのバイカラー アーキテクチャー
バイカラーケースはCODE 11.59 バイ オーデマ ピゲの複雑なアーキテクチャーを強調している。極薄なベゼル、スタイリッシュなラグ、ラウンドのケースバックは全て18Kホワイトゴールドで、18Kピンクゴールドの八角形のミドルケースと絶妙な対比を生んでいる。一つ一つが手仕上げの部品は、ごくわずかなディテールまでサテンブラッシュとポリッシュ面取りが組み合わされている。ケースの数多くのアングルとカーブした表面をスムーズにつなぐことは技術的な挑戦であり、手作業によってのみ実現が可能なデザインが誕生した。
バイカラーのゴールドケースはオーデマ ピゲでは希少なものだが、マニュファクチュールの歴史の一部でもある。1882年から1969年の間に製造・販売された550本の腕時計のうち、バイカラーゴールドモデルは8本だけなのだ。ホワイトゴールドとピンクゴールドの組み合わせは珍しく、マニュファクチュールのアーカイブによると、1978年以前に製造されたのはたった1本だけだった。しかしこの組み合わせは数十年前から好まれるようになり、上品なスタイルの象徴となっている。
鼓動を打つハートの印象的な眺め
ウォッチは手巻きのトゥールビヨン オープンワーク キャリバー2948を搭載。スレートグレーのオープンワークプレートとブリッジは、ピンクゴールドカラーのバランスホイール、そしてグレーのオープンワークバレルと輪列を美しく映し出す。メインプレートとブリッジはウォッチの上からも下からも見ることができ、縦サテンブラッシュで仕上げられている。さらにバレルといくつかの歯車はサーキュラーサテンで仕上げられている。
70もの手仕上げのアングルを含む3.65ミリのムーブメントは、手作業のオープンワーク アートを新たな高みに引き上げた。三色の装飾がさらにウォッチの立体効果を高めている。
スレートグレー ラッカーのインナーベゼルがオープンワークムーブメントを引き立て、ダイヤル周囲にかすかに見える極薄のべセルにアクセントを与えている。長めの針は18Kピンクゴールドで、テンプとミドルケースに呼応したカラー。
ユニークなダブルカーブのサファイアクリスタルが、カーブした極薄ベゼルをなめらかに一体化させ、ウォッチのコンテンポラリーデザインを完成させている。この複雑なカットのガラスは深みの中で光を微妙に反射させ、オープンワーク ムーブメントの洗練されたディテールを映し出すのだ。
コンテンポラリーなテキスタイル調のラバーストラップ
このコンプリケーションタイムピースに組み合わせたのは、カーフスキンのライニングがついたコンテンポラリーなスレートグレーのテキスタイル調ラバーストラップ。ストラップは、極薄ベゼルに溶接されたラグの延長線上にぴったりと一体化され、バイカラーケースの美しい手仕上げをさらにアピールする。
“ CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲのアーキテクチャルな構造は、複雑なオープンワークメカニズムを搭載する舞台としてぴったりです。ケースとムーブメントがなめらかに一体化し、融合の美を映し出しています。2019年のオンリーウォッチにインスパイアされた新しい「26600CR」オープンワーク トゥールビヨンは、ホワイトゴールドケースとピンクゴールドの八角形のミドルケースを重ね合わせた構造の中に、マルチトーンのグレー オープンワーク ムーブメントを収めています。最高の手仕上げとコンテンポラリーデザインを展開したこのクリエーションは、才能ある時計師とクラフツマン、技術者、エンジニア、商品エキスパートたちの努力によってのみ可能となった力作です。お客様に素晴らしいものを提供したいという熱意のもとに生まれたタイムピースです ”
マイケル・フリードマン
コンプリケーション部門責任
ロイヤル オーク ミニッツリピーター スーパーソヌリの新たなチタンバージョンを発売する。このコンプリケーション限定モデルは3つの特許を保持する社内製造の画期的な手巻きキャリバー2953を搭載。洗練されたスタイリッシュなスモークグレーのギヨシェ模様を施し、チタンケースを引き立てている。従来のソヌリウォッチの伝統を尊重しつつ最新のテクノロジーを駆使して仕上げたこのウォッチは素晴らしいソヌリのサウンドを備えているのだ。
最先端のテクノロジー
2016年にロイヤル オーク コンセプト コレクションとしてオーデマ ピゲが開発したスーパーソヌリのメカニズムに、新たに ミニッツリピーター を加えたこのモデルは、懐中時計レベルのソヌリの音質と音量を備えている。この特許保持のテクノロジーは、スイス連邦工科大学ローザンヌ校との提携により8年をかけて開発したものだ。従来のミニッツリピーターの力強い音質や楽器のハーモニーを参考に、時計師、技術者、学者と音楽家で構成されたチームが新しいソヌリのテクノロジーを模索し、ウォッチケース構造の研究を進めたのだ。
優れた音響性能と音質、ハーモニーは、同時に開発された特許保持のゴング、ケースの構造、ゴングを打つレギュレーターから生まれる。ゴングは音量を上げるためにメインプレートではなく、音響板として機能する装置に取り付けられている。これにより音の伝達を向上させ音量を上げることができるのだ。時、クォーター、分を鳴らすペースを管理する装置であるレギュレーターを新たに設計した。同時に衝撃を吸収し、雑音を除去する革新的で柔軟なアンカーシステムが一体化されている。
さらにソヌリが15分を鳴らす必要がない時に従来あった時と分の間の余分な時間を除去し、なめらかなシークエンスとするよう、メカニズムの設計を変更した。そしてメカニズムがソヌリを鳴らしている間は時刻修正ができないようにする安全装置を組み入れたのだ。
このテクノロジーを組み込んだのはマニュファクチュール最新の手巻きミニッツリピーター ムーブメント、キャリバー2953。362個の部品で構成されたこのキャリバーは、最新のテクノロジーと洗練された伝統の仕上げを見事に融合させるオーデマ ピゲの妥協を許さない姿勢を体現している。
控えめなエレガンス
42ミリのロイヤル オーク ミニッツリピーター スーパーソヌリのチタンケースとブレスレットは、サテンブラッシュとポリッシュを組み合わせ美しく仕上げられている。モノクロの落ち着きの中に、スモークグレーの「グランドタペストリー」ダイヤルは外の向かって微妙に濃い色合いになり端はほぼブラックとなって繊細なアクセントをつけているのだ。さらにホワイトゴールドのアプライドアワーマーカーとロイヤル オーク針には蓄光処理を施し、最適な視認性を実現している。6時位置のブラックのスモールセコンドがインナーベゼルに呼応し、そのスネイル仕上げとタペストリーのモチーフが美しいコントラストを演出している。
チタンのケースバックには“Royal Oak Supersonnerie”の表記と音波のモチーフがエングレービングされている。
過去へのコンテンポラリーなトリビュート
1875年の創立時からオーデマ ピゲはソヌリのメカニズムを専門とし、複雑なグランドソヌリ、プチソヌリ、ミニッツリピーターのメカニズムを製造し続けてきた。
1882年から1892年にかけて製造された1625本の時計の半分以上がソヌリを搭載していた。これを可能としたのは、マニュファクチュールのために働いていたジュウ渓谷の12ほどのアトリエのクラフツマンたちの並外れた才能と技術なのだ。
オーデマ ピゲではソヌリ懐中時計の製造が止まることはなかったが、20世紀の大半の間はソヌリウォッチの製造はわずかなものにとどまった。1892年から1957年までの間に、マニュファクチュールは35本のミニッツリピーター ウォッチを製造。1960年代にはソヌリのメカニズムは懐中時計だけに使われていた。1990年代になってソヌリウォッチの製造が戻り、クォーツ危機の後、クラシックなコンプリケーションの復活と同時に生産が再開した。
今日もオーデマ ピゲは時計づくりの新たな限界をさらに押し進め、伝統のノウハウと最先端のテクノロジーを融合させ、妥協を許さぬ精神でクリエーションを続けている。それを体現したのがこのロイヤル オーク ミニッツリピーター スーパーソヌリなのだ。
ロイヤル オーク フロステッドゴールド クロノグラフの新モデル2種を発表。いずれもサファイアケースバックを通して見ることができる最新世代のクロノグラフムーブメント、キャリバー4401を搭載している。18Kホワイトまたはピンクゴールド、41ミリの二つのタイムピースは、「グランドタペストリー」パターンのブラックまたはブルーのダイヤル、ケースに合わせたカラーのカウンターを備えている。
カラーコントラスト
新しい2つのウォッチはケースおよびブレスレットのカラーと、「グランドタペストリー」ダイヤルに配置したカウンターのトーンをマッチさせている。ホワイトゴールドモデルにはブラックダイヤルとそれに対比するロジウムカラーのカウンター、そしてピンクゴールドモデルにはブルーダイヤルとそれに対比するピンクゴールドカラーのカウンターを配置した。カラーコントラストにより表示も読みやすく、モダンで優雅な雰囲気が感じられる。
アプライドアワーマーカーと蓄光処理を施したロイヤル オーク針は18Kゴールド製で、これもケースカラー合わせている。分カウンターと時カウンターの配置を変えて読みやすさを向上させ、デイト窓はインナーベゼルにやや近づけた。
工芸的な手法
ケースとブレスレットはフロステッドゴールド仕上げで、面取りはポリッシュ仕上げ。きらめきはさらに複雑にからみあい、光を繊細に捉えて反射する。フロステッドゴールドはフィレンツェの古い宝飾技法にインスパイアされた鍛金加工技術で、キャロリーナ・ブッチが自らのコンテンポラリージュエリーのクリエーションに使っていたのだ。キャロリーナ・ブッチはマニュファクチュールのクラフツマンたちと共にこれをロイヤル オークのケースとブレスレットに応用すべく研究を重ねた。その結果生まれたのが「ダイヤモンドダスト」のようなきらめき効果。これはダイヤモンドチップのツールでケースとブレスレットを叩く鍛金加工により得られる。この工芸的な手法によりゴールドの表面に無数の微小なへこみが生まれ、貴石のようなきらめきを放つのだ。
完全な一体型クロノグラフ
サファイアケースバックを通して見えるムーブメント
ウォッチのハートとして鼓動を打つのはマニュファクチュール最新世代のクロノグラフムーブメント、自動巻きキャリバー4401だ。サファイアケースバックを通して見ることができるようになった。軸歯車とフライバック機能を備えたクロノグラフは完全にムーブメントに一体化されている。通常のクロノグラフと違い、フライバック機能ではストップ、リセット、再スタートのアクションを一度に行うことができる。軸歯車は垂直クラッチシステムと共に機能し、クロノグラフのスタートやストップ時に、秒針はブレることなく正確に作動する。さらにプッシュピースを押した時の感じがなめらかなのだ。特許保持のゼロリセットメカニズムにより、各カウンターの針を瞬時にゼロリセットすることができる。
踊るハンマー
ロイヤル オーク フロステッドゴールド クロノグラフのケースバックから、一体型クロノグラフのコラムホイールとクロノグラフハンマーが「踊る」様子が見える。それは、リセットのプッシュピースを押すと、レバーが駆動するハンマーがクロノグラフの中央カムを打ち、クロノグラフ歯車と針をゼロの位置に戻すのだ。
さらに22Kピンクゴールドの回転錘と、コート・ド・ジュネーブ、サーキュラーグレイン、サーキュラーサテン、ポリッシュ面取りなどの洗練された仕上げを見ることができる。
CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ トゥールビヨン オープンワーク / 41ミリ
26600CR.OO.D009KB.01
発売時期:11月発売予定
価格:要問い合わせ
ロイヤル オーク ミニッツリピーター スーパーソヌリ / 42ミリ
26591TI.OO.1252TI.03
発売時期:発売中
価格:要問い合わせ
ロイヤル オーク フロステッドゴールド クロノグラフ / 41ミリ
26239BC.GG.1224BC.02
発売時期:9月日本先行発売 ※2021年10月よりグローバル展開
価格:¥8,470,000(税込)
ロイヤル オーク フロステッドゴールド クロノグラフ / 41ミリ
26239OR.GG.1224OR.01
発売時期:9月日本先行発売 ※2021年10月よりグローバル展開
価格:¥8,470,000(税込)
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©︎ AUDEMAERS PIGUET / Editor : Kenshu Maeda (B.R.ONLINE)