
2021.04.01
外ではビシッとキマっていても、家ではヨレヨレのスウェット上下では、できるオトコとは言い難いもの。戸賀敬城の“ワンマイルウェア”は10マイル以上だって余裕でした。「部屋着で、どこまで出かけられるか?」その距離感こそが男の格を表しています。
▲ セッテフィーリカシミア / ニットパーカー (コットン)
▲ フェデリ / ショートスリーブ クルーネック Tシャツ
▲ セッテフィーリカシミア / BR別注 ニットパンツ (コットン)
ワンマイルウェアというからには1マイル圏内、自宅で寛ぎながら、ふとご近所を散歩するぐらいまでがちょうどいい服ということ。とはいえ都心で暮らす戸賀さんにとってのワンマイルは、六本木、西麻布界隈までが圏内ですから、ワンマイルウェアもお洒落なものがマストですよね。
「僕にとってのワンマイルは、グランドハイアットのフレンチキッチンぐらいまで。シャツ&デニムぐらいでも行けるけど、あまりだらしない服は着たくないから、自宅で着る服もちゃんとしていたいよね。最近はカジュアルなニットのセットアップが気に入ってるんです。」
セッテフィーリカシミヤのコットンニットパーカ&リブパンツのセットアップ。スウェット風の編地を使っているので、着心地は極上のリラックス感。リビングのソファでゴロ寝できて、そのままホテルランチに行けるぐらいラグジュアリーな素材にはスポーティな雰囲気が漂います。
「ポイントは、ジップがゴールドになっているところ。これBR別注モデルなんだ。このワンポイントあるだけで、パーカがラグスポなアイテムになるよね。それと、このテのリラックスウェアをさらに格上げしてくれるのは、腕時計じゃないかな。」
そう話す戸賀さんの腕元には、オーデマピゲ「CODE.1159」。リラックスウェアにラグジュアリーな時計がピリッとスパイスを加えてくれます。ちなみにゴールドジップに合わせてゴールドケース、スポーティなラバーベルトはアリゲータストラップを付け替えたものだそうです。
「パーカは男が着るカジュアル服の中で、戸賀が一番好きなアイテム。それが白で、しかもこんなにラグジュアリーってところが泣かせるでしょ。パスタのトマトソースを飛ばさないように、気をつけなくちゃね(笑)」
▲ セッテフィーリカシミア / ニットパーカー (コットン)
▲ フェデリ / ショートスリーブ クルーネック Tシャツ
▲ ピーティートリノデニム / BR別注 ゴールドパーツ ストレッチ ブラックデニム パンツ
パーカとリブパンのセットアップは、もちろんバラして着ることもできます。そんなとき、いまどきを装うならブラックデニムが相性良さそう。
「基本的にブラックデニムは何にでも合わせられるんだけど、モノトーンカジュアルにはうってつけのボトムズだと思う。このときシューズはレザーのスリッポンがいいと思うよ。ジーンズにスニーカーもいいけど、子供っぽく見えることがあるから気をつけたいよね。」
デニムもブルーだとありきたりですが、ブラックデニムにはモードな薫りも伴って、大人のラグカジ、+モードにぴったり。戸賀さんのマイ定番でもあるPT トリノ デニムも、同じくBR別注モデルとして、リベットやジップにゴールドパーツがあしらわれていて、セッテフィーリのゴールドパーツとも相性良好なのです。
▲ セッテフィーリカシミア / ニットパーカー (コットン)
▲ フェデリ / ショートスリーブ クルーネック Tシャツ
▲ セッテフィーリカシミア / BR別注 ニットショーツ (コットン)
セットアップのパンツには、リブパンの他にハーフパンツもラインナップされています。
「リブパンとハーフパンツが用意されているから、セットアップも2種類楽しめる。ネイビーカラーのモデルは、よりスポーティな印象かな。このまま友達の家にお呼ばれもできるし、寛ぎすぎても服がシワになることを気にすることもない。しかもただのスウェットだとラフ過ぎるけど、ニットってことで見た目も確実にリッチに見える。ワンマイルどころか、このままスポーツカーに乗って箱根あたりまでドライブできるよね!」
着る人の余裕が映し出されるラグジュアリーなワンマイルウェアは、ご近所どころか10マイルでも、100マイルでもOK。やはり着る人の余裕が映し出されるのでしょう。
▲ セッテフィーリカシミア / BR別注 ニットショーツ (コットン) / グレー
▲ セッテフィーリカシミア / BR別注 ニットショーツ (コットン) / ブラック
▲ セッテフィーリカシミア / BR別注 ニットパンツ (コットン) / グレー
▲ セッテフィーリカシミア / BR別注 ニットパンツ (コットン) / ブラック
パーカ、リブパン、ハーフパンツとも白、黒、グレー、ネイビーという全4色をラインナップ。ゴールドジップは白と黒の限定仕様です。使いやすいベーシックカラーは着るシーンを選びませんし、どなたにも似合うはず。部屋着からちょっとした旅行、コロナが落ち着いて海外旅行も自由に行き来できるようになったら、機内で寛ぐのにも使えそうですね。
Producer : 大和一彦 / Photographer : 鈴木泰之 / Writer : 池田保行 (ゼロヨン) / Designer : 中野慎一郎