
2021.01.21
大人のスニーカー選びは流行よりもシンプルでベーシックなタイプがいい。しかし、これが探してみると意外と見つからないのだ。ハイテクスニーカー全盛の今、リッチな大人があえて選ぶのは、北欧スニーカー「C.QP」。戸賀敬城もカジュアルなスタイリングに粋な合わせ方をしています。
▲ シーキューピー / BR別注 スウェード レースアップ スニーカー
ライダーズはスエード、ニットはカシミヤ 、パンツはコットンと素材を変えつつ、華麗にウィンターホワイトを着こなす戸賀さんがエロジュアリーなオーラを醸す頃、東京にも初雪の季節が到来します。足元スニーカーはC.QP。さりげなくここだけブラウンなのも、ちゃんと意味があってのことでした。
「エンメティのライダーズは、白スエードにゴールドパーツをあしらったものなので、ゴールドにはブラウンの靴が合うと思ったんだ。でも茶靴ってクラシック過ぎるときがあるので、あえてスニーカーにしてみた。このC.QPは北欧ブランドらしく、ラストの形状が流行に左右されにくく、色気が強すぎずないところがいいんだ。GENOAはサイドの鳩目を省いたり、ホワイトソールにしたりというのはBRの別注モデルならでは。パリのラグジュアリーメゾンが生産を依頼しているファクトリーで作られていることもあって、大人のスニーカーとしての実力は確か。だから子どもっぽく見えないんだよね。それにこの手のスニーカーって、いま探してもなかなか無いんだよね。」
仰る通りシンプル&ベーシックなレースアップスニーカーは、意外とありそうで無いデザイン。最近メゾンがご執心のハイテク一辺倒のスニーカーブームには食指が動かない大人には、こちらの方がずっとラグジュアリーな印象です。普段のカジュアルは素足にスリッポン派の戸賀さんが、レースアップスニーカーとは珍しいように思いますが、これなら素足履きしてもいつもの+モードな大人のスタイリングが着こなせますね。
「ホールカットで内羽根っぽいところも、大人のドレススニーカーとしての顔つきでいいよね。靴紐がボディと同色ってところも気に入ってるんだ。白紐のスニーカーは、どうもスポーツシューズっぽいし、紐が汚れると一気にみすぼらしく見えてしまうからね。ゴルフシューズでも、戸賀は白紐はあまり履かないようにしてるよ。」
▲ シーキューピー / BR別注 スウェード レースアップ スニーカー
ゴールドジップに合わせてダークブラウンカラーを選んだ戸賀さんの愛用モデルの他に、定番ブラックもラインナップされたGENOA。内羽根レースアップタイプのスエードスニーカーは、毛足の美しいスエードアッパーに素足履きが気持ち良いレザーライニング、カップインソールでクッション性も抜群です。
「トレンドのブラック×ブラウンのカラーリングに使えるのはもちろん、いまから履けて夏は大人のショートパンツスタイルにも合うし、シーズンレスで長く履ける一足。普段革靴ばかりだったり、スリッポン派で紐靴を履かないという人でも、このスニーカーの履きやすさには感動するはず。履く価値ありです!」