
2020.10.02
今秋、モノトーンコーデはトレンドでもありますが、あまり流行に左右されずに着続けることができるスタイルでもあります。それゆえブラック&ホワイトデニムは、いつでもクロゼットに用意しておきたい大人の定番。PTトリノデニムにも、最旬で定番のブラック&ホワイトデニムがあります。
・ピーティートリノデニム / ストレッチ カツラギ ブラック デニム パンツ/SWING 29000円
・タリアトーレ / シェパードチェック ストレッチ ウール 2B ジャケット 99000円
・フェデリ / 胸ポケ付き ショートスリーブ クルーネック Tシャツ 19000円
・フラテッリジャコメッティ / カーフ サイドゴア ブール (ビブラムソール) 110000円
ネイビージャケット、オックスフォードのBDシャツ、グレスラ、etc.。男の「定番服」はいくつかありますが、なかでもデニムは絶対にハズせないアイテムです。インディゴブルーのデニムはもちろん、ブラックデニムもマストアイテムであることに異論はないでしょう。それに大人の男性ほどブラックデニムのスタイルは機会が多くなるもの。いまが旬のパリっぽい洗練されたカジュアルや、ちょっとモードなスタイリングは、ブラックデニムがないと始まりません。
PTトリノデニムは、ストレッチを効かせた素材使いとスマートでシャープなシルエットが特徴で、ここらへんは美脚シルエットのスラックスで培ったPTのお家芸が冴え渡ります。シルエットは「SWING」と名付けられた程よい細身テーパード・美脚・脚長で培ったスラックスの流れをくむスマートなボトムズラインで、テーラードジャケットとの相性も抜群です。
シェパードチェックのジャケットは遠目にグレーに見えるので、モノトーンコーデに持ち込みやすいのですが、柄行きの特性もあってボケた雰囲気に映りやすいので黒のニット&パンツでしっかり締めてあげるのがお約束です。そこでインナーには黒のカットソー、ボトムズはブラックデニムで合わせたら、ドレス感控えめのモノトーンジャケットスタイルにまとめることができました。
ワンウォッシュ程度でほぼ真っ黒なこちらのPTトリノデニムは、ウールの黒スラほどフォーマル過ぎないので、ほどよくこなれた気軽さを前面に押し出した着方ができます。パンツにクリースがないところもイージーケアなうえ、堅苦しい感じがしないポイントです。5ポケットパンツならではのすっきりシルエットなので、トータルでモダンな印象に仕上がっていることがおわかりいただけるかと思います。
・ピーティートリノデニム / ストレッチ ブラック デニム パンツ/SWING 32000円
・タリアトーレ / レザーブルゾン STANFORD シボ革 (トレメッツォ) 120000円
・フェデリ / 胸ポケ付き ショートスリーブ クルーネック Tシャツ 19000円
レザージャケットとデニムのコーデは永遠の鉄板スタイルですが、昔みたいなハードでラギッドなコーディネートは時代遅れの印象が拭えないもの。都会的でスマートに着るためには、デニムのウォッシュ感を控えめにして、トップスも白いTシャツ一枚ですっきりと着るのがいいでしょう。
ブラックデニムは先ほどと同じくPTトリノデニムの「SWING」。先ほどよりウォッシュが掛かっているぶん、こちらのほうがラギッドな男っぽさは引き立つようです。テーラードのジャケットより、レザーやスポーツ系のブルゾンが似合いそうですし、足元もスニーカーがぴったりです。レザーは厚手のカウハイドよりラムやシープといったスキン系のものにして、Tシャツも質の良いものを選べば、ティーンに支持される西海岸系のハードコアバンドと対極の、大人が聴けるロンドンのメロコア系ロックバンドなイメージですね。
・ピーティートリノデニム / ストレッチコーデュロイ 5ポケット パンツ/SWING 32000円
・フェデリ / アルパカ ジャカード ニットガウン 240000円 (トレメッツォ)
・フェデリ / ロングスリーブTシャツAbeモデル 25000円(トレメッツォ)
・シーキューピー / BR別注 スウェード レースアップ スニーカー 44000円
モノトーンコーデにはもうひとつホワイトデニムを合わせるという方法があります。なので、ブラック&ホワイトデニムはそっくりそのまま入れ替えることが可能。上掲のコーデもホワイトデニムで着ることができますが、春夏っぽい爽やかさが隠せないところ。そこで一歩踏み込み、コーデュロイのホワイト"デニム"という選択肢はいかがでしょう。
畝織りのコーデュロイゆえ、本来は"デニム"ではないのですが、リベット使いの5ポケットパンツを「デニム」と呼ぶ現代の風潮から、あえてデニムと呼ばせていただきます。着方はホワイトデニムのそれと同じで十分スマートなうえ、起毛素材ゆえ秋冬ならではのウォーム感は春夏のホワイトデニムとは別物。とくにトップスに色柄がきたとき、悩みがちなボトムズコーデを一気に解決してくれて、しかもリッチで余裕あるコーデに見せてくれるんです。
たとえばこんなグレー&ブラウンのニットガウンも、ボトムズカラーに悩みがちですよね。グレスラだと、ちょっと寝ぼけたコーデになりそうですし、ブルーデニムだとカントリーっぽいというか…。そこでショールカラーのリラックスした雰囲気を残しながらスマートに着こなすためには、コーデュロイのホワイトデニム。すっきり都会的にまとまりました。
ホワイトデニムですっきり都会的に洗練されたニットスタイルを、さらに格上げしているポイントが、このカッパーカラーのリベットです。ちょっとピンクゴールドっぽい仕上りなので、ウエストあたりの裾からチラリと見えたとき、ジュエリーっぽい雰囲気が漂います。ちょっとリッチな大人のワンマイルスタイルとしても好印象。ホワイトデニムのアクセントとして、こういうディテールにもこだわった選び方ができるのも、PTトリノデニムが絶好調の理由ではないでしょうか。
商品に関するお問い合わせ先
PT JAPAN: 03-5485-0058
トレメッツォ: 03-5464-1158
(価格は全て税別)