
2020.07.16
オーデマ ピゲが昨年、26年ぶりに発表した新たなモデル「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」。すぐに一目惚れした戸賀敬城の手元にも、ようやく一本届きました。18Kピンクゴールドケースにブラックダイヤルのクロノグラフ。その“半端ないオーラ”について語ってくれました。
昨年のSIHHで一目惚れしたCODE 11.59。ついに戸賀さんの手元にも納品されたとのことで、早速伺いました。戸賀さんが決めたのは18KPGにブラックフェイスのクロノグラフ。ロイヤル オーク オートマティック、40周年記念のロイヤル オーク“ジャンボ”エクストラ シン、に次ぐ、3本目のオーデマ ピゲと相成りました。
「世界三大時計ブランドのひとつオーデマ ピゲの最新コレクションということで注目度はハンパない! 僕も結構早めに注文したけど、結局半年待ったからね。秋に出会って、クリスマスに妻にお願いして買うことを許してもらえたんだけど、じつはその前から予約だけ入れてたので。あ、このことは、くれぐれも内密に (笑)」
18KPGケースは、SSケースやWGケースとはまたちがった色気のあるムード。最近は服もピンクに注目している戸賀さんらしい選択ですね。
「エレガントなWGも素敵だと思います。でも年齢を考えると、そろそろいいかなと思って18KPGケースにしました。ピンクゴールドって、ブランドによって赤味の発色が微妙に違うんだけど、このPGはエロくなく、強面でもなく、イヤミもない。しかも、ここまでラグジュアリーなのに意外と服を選ばない。ドレスアップからカジュアルまでこなせるのは、今の時代をよく読んでるなって思うんです。だからあえて、短パンに合わせられるクロノグラフと言わせてもらいます!」
ケースはラウンドと八角形を組み合わせた形状で、これってもしかしてオーデマ ピゲのロイヤル オークへのオマージュ?
「デザイナーはそうだとは名言していないよね。共有部品はひとつもないし、ケースデザインも八角形以外は似てるところはない。だけど、僕はそうであってもいいと思います。なにしろ手にしたときから、ああオーデマ ピゲだなってすぐに伝わってくるのは、やっぱり同じDNAがあるからだと思うんです。」
風防は反射防止加工サファイアクリスタル。複雑なダブルカーブを描くところはカメラマン泣かせですが、戸賀さんとしては、そんなツンデレなところも気に入ってるそう。
「新開発されたムーブメントはもちろん、どこの誰とも似ていないデザインってところがたまんないよね。PGとブラックフェイスのコンビネーションもめちゃくちゃカッコいい! しばらく連れて歩くつもり。」
どこにでも連れていけるのは、服を選ばないからこそ。そのオーラは身につける人の外見だけでなく、中身までも高めてくれるかのようで、立ち居振る舞いは背筋が伸びて、自然と優雅に見えます。これこそ高級時計のオーラなのでしょうね。