
2020.02.20
昨秋、日本に上陸したポール&シャークは、ヨットやクルーザーがステイタスな欧米のスーパーリッチにとって常識のブランドです。あのシャークロゴを見れば、日本のリッチな大人たちの間でも、アイコンタクトで通じ合うラグジュアリーブランドになりそうな予感です。
▲ ポールアンドシャーク / デタッチャブル フーデッド ジャケット / TYPHOON20000
▲ フェデーリ / クルーネック ニット
今日の戸賀さんのパーカは、左腕のブランドロゴを見れば一目瞭然、今話題のポール&シャークです。昨年、日本に上陸したマリンウェアのブランドで、B.R.ONLINEでもファーストシーズンから注目しています。今季は有名セレクトショップや百貨店でも続々取り扱いがはじまっていて、イタリアではラグジュアリーマリンウェアブランドとして富裕層にとってステイタス性のあるブランドだそうですね。
「ポール&シャークは昨年日本に入ってきて以来、注目しているブランドです。先日、友人でもあるボクシングの村田諒太選手の初防衛記念にもダウンジャケットをプレゼントしたんだ。スポーツブランドのなかでもマリンウェアのカテゴリーは、まだあまりほかの人とかぶらないから、すごく喜んでもらえたよ。」
ポール&シャークは高機能な防水通気性素材「タイフーン20000」を自社開発していることでも知られています。素材から開発できるのは、品質面で信頼がおけるブランドならでは。しかも海の上でのユーティリティウェアを街着としても着られるデザインにモダナイズしているので、ヨーロッパの富裕層から高く支持されているんですよね。
「ヨーロッパの富裕層にとって船はステイタス。成功者はヨットやクルーザーを所有するのは常識です。僕も編集長時代は数々のブランドオーナーの船に招待されました。トッズのディエゴ・デラヴァッレさんの大型クルーザーでカプリ島に行くツアーにも招待されたことがあるんだ。船室が10以上もある大きな船で超絶ラグジュアリーだったけど、アルマーニさんの船はそれよりも大きくてびっくりしたよ。」
もはやクルマよりステイタスが高い船に注目するのは、本物のスーパーリッチを知る人ならでは。それにこのシャークロゴのアイコンは、いまどきのラグジュアリーメゾンがロゴやモノグラムを大胆に使うのにも通じるデザインなので、なんだか憧れちゃいますね。
「富裕層なら有名なラグジュアリーブランドは、たいてい持っているので、普通のブランドものでは威張りが効かないし誰からも注目されないんです。だからみんな限定品を欲しがるんだよね。でも、ヨーロッパにはほんの一握りのリッチな人たちが愛用するスーパーラグジュアリーなブランドがまだまだたくさんあります。ポール&シャークもそのひとつ。このロゴ、知ってるひとが見たら一瞬で通じあえると思うよ。」
着ているだけで互いのステイタスがわかって、街なかでもゴルフ場でもアイコンタクトで通じあうラグジュアリーブランドなんて聞いただけで着てみたくなるし、持ってるだけでも所有欲を満たしてくれそう。リッチな大人ならポール&シャーク、はずせませんね!
Producer : 大和一彦 / Photographer : 鈴木泰之 / Writer : 池田保行 (ゼロヨン) / Designer : 中野慎一郎