

2026.08.06

白シャツや白TはOKでも「白パンはちょっと……」という人、まだまだ少なくないようです。汚れそう、チャラく見えそう、自分には似合わなそう —— 。そんな先入観が、一歩を踏み出せない理由かもしれません。そこで白パンの魅力を誰よりも知り尽くしている"白の伝道師"こと戸賀さんに、この夏あらためてオススメしたい、いまどきな白パンをご紹介いただきました。

▲ フィリッポ デ ローレンティス / ウールシルクカシミア クルーネック ニット ¥50,600(ブラック)
▲ ジーティーアー / ストレッチ コットン&リネン 1プリーツ パンツ ¥49,500(オフホワイト)
戸賀さんの白パン姿をご覧になったことがある方は多いはず。それほど季節を問わず、白という色を愛し、着こなしに取り入れてきた"白の伝道師"です。
「白が好きってこともあるけど、白パンは非日常の自分を演出しやすいボトムズなんです。カラーリングだけでも服の印象は変わるので、色合わせをコーディネートのポイントに考える人も多いはず。でも色と色の相性って、多少知識がないと難しいもの。そんなとき無彩色の白を使うと、どんな色でも合わせられる。たとえばパンツを白にすれば、トップスの色は自由に選べちゃう。一発で見え方が変わるんです。」
実はパンツを白にするだけで、どんな色柄のトップスを選んでも自然とまとまるのですから、これは利用しないテはありません。しかもボトムズが白だと、全身が軽やかに見える効果もあって、夏らしい清涼感はもちろん、清潔感や上品さまで手に入るのは、白パン最大の魅力でもあります。
この日、戸賀さんが穿いていたのは、いつもの細身ホワイトデニムではなく、GTAのレギュラーフィットストレート「フェデリコ」。ワンアウトプリーツ入りのゆとりある腰まわりから、緩やかにテーパードする大人らしいシルエットです。スラントポケットや右ポケットのワンポイントなど、さりげないディテールも効いています。
「このぐらいの緩やかなテーパードシルエットは意外と新鮮かも。最近はワイドシルエットのボトムズが若い人の間では主流だけど、オトナはなかなか極端なワイドパンツには手を出しづらいよね。アップデートしていくには、このぐらいから始めるのがおすすめ。トップスも若い人ならタックインしてプリーツを見せるとカッコイイけど、オトナはアウトで着るのが自然だし、ラクちんだよね。」
「白は汚れるから……」と敬遠する人もいますが、気兼ねなく穿いてこそオトナの余裕。「チャラく見えそう」と不安でしたら、戸賀さんのようにトップスには落ち着いたベーシックカラーを選べば品よくまとまります。まずはいつものコーディネートのパンツだけ白に替える。それだけで、大人のおしゃれは驚くほど新鮮に映るはずです。

▲ ピーティートリノデニム / ストレッチ ホワイトデニム パンツ ¥46,200
▲ ピーティートリノ / ストレッチ コットンギャバ ショートパンツ ¥34,100(ホワイト)
▲ ジャブスアルキヴィオ / ストレッチ コットンツイル パンツ ¥36,300
白パン選びの王道は、戸賀さんも愛用するホワイトデニム。PT TORINO DENIMの新モデル「SAMBA」。すっきりとしたシルエットに高い伸縮性を備えたストレッチを効かせたホワイトデニムは、白パン初心者にも取り入れやすい一本です。ジャケットやカットソーにも合わせやすく、一年を通して活躍してくれます。
夏らしさを思い切り楽しむなら、PT TORINOの「BERMUDA」。ストレッチ混のコットンギャバのショーツは、白という色と上質な生地、洗練されたシルエットのおかげで、大人らしく品のあるリラックススタイルを演出できます。
今っぽい、ほどよいゆとりを楽しみたいなら、giabsarchivioのコットンツイルパンツ「DANTE」を。“カジュアル穿きできるスラックス”という系譜を受け継ぐ美しいテーパードラインと、伸縮性のある快適な穿き心地は人気ブランドならでは。クラシックなディテールも、オトナに相応しいボトムズです。
季節を問わず白パンを愛用する戸賀さんが「白パンを一本穿くと、きっと何かが変わる」 と、推す理由もきっと実感できるはず。今年の夏は、その変化をぜひご自身でご体感ください。白パンに苦手意識がある人ほど、上質な一本を選ぶことで印象は大きく変わるはずです。
Photo : 鈴木泰之 / Styling : 堀内亮志 / Text : 池田保行 (ゼロヨン) / Design : 中野慎一郎 / Produce : 大和一彦